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モノトーン

涼しいというより、少し肌寒く感じるくらい冷たい雨の降る金曜日です。
秋の実りを味わいながら、少し急ぎ足で 身のまわりのものを秋冬仕様に整えて
いるところです。
vhkubkag4c1afc98.jpg
一年半ほど前だったでしょうか。どういった経緯だったのか、私の作るものに
目を留めてくださり、以来「ちいさいもの、精巧なものが好き」という共通点も
あって仲良くしていただいている方がおられます。
vhkubkag171c13.jpg
 彼女からのオーダーで、いくつかの
 アイテムを作る機会に恵まれました。
 一点目は、10ミリのくるみボタンを
 8つ並べた、幅6センチの小ぶりな
 バレッタです。
 「無地のリネンは黒と焦茶、ステッチは
 生成り地で」とのリクエストがあり、
 私や妹に作ったバレッタと同じ
 枝の先にお花(実?)のついた
 図案を刺しました。


vhkubkag37ec2.jpg  vhkubkag4b132.jpg
 ハーフアップのときに、小さめの
 バレッタを愛用されているとのこと、
 このバレッタもしっくりとなじんで
 くれるといいなぁと思っています。



彼女の作品はカラフルなものも多いのですが、ご自分のお洋服やインテリアは
紺、茶、黒、グレー、ベージュ・・・といったお色がほとんどとのことで
(その点も含めて「だからあなたと私は似ているところが多いのだと思う!」と
おっしゃってくださったのですが)、ワードローブに合わせ、オーダーアイテムの
色合いのリクエストがありました。

バナナクリップは、ベースを黒か白かで迷っておられたのですが、黒を選ばれ
ました。
vhkubkagcbe7f11.jpg  vhkubkag7949e73.jpg
クリップ台が黒ですので、黒のボタンを並べても溶け込んでしまうかしら・・・との
心配は、並べてみると気にならず、むしろボタンによって立体感が生まれ、
さりげない存在感という意外な効果があるように感じました。

vhkubkagee94e0e.jpg


 実際にご覧いただいたほうが
 イメージしやすいかなと
 作ってみた白バージョンです。
 白と言っても、mayuminさんが
 選り抜かれただけあり、
 あたたかみのある まろやかな
 生成りをほんのり帯びたような
 よいお色のリネンです。
 真珠のようなお色と申し上げても
 よいかもしれません。




彼女にとっての「初バナナクリップ」だそうですが、お気に入りのアイテムに
なってくれれば・・・と思っております。
vhkubkag81c95.jpg  vhkubkag05e7e55.jpg
"the agony of choice"ののちに手元に残った白との、ネガポジのような
ツーショット写真です。

こちらは、以前作ったモノトーンネックレスと並べて撮った写真です。
vhkubkag0137dac.jpg
ネックレスはいつものカウンティングリネン、バナナクリップ用の右の
ボタンは細番手のリネンです。愛用しているカウンティングリネンは
1cmに12目ですが、細番手リネンは1cmに20目ですので、同じサイズのボタンにも
より複雑なトレリス模様を収めることができるわけです。

ただ・・・黒の細番手リネンへのステッチは、晴れ過ぎていない晴れた日(??)の
お昼間、窓際の直射日光の当たらない場所でしか難しく・・・歳を重ねると
ますます困難さが増すのだろうと思いますと、目を大切にして、できるだけ
長く取り組めるようにしなくては・・・と、黒が好きなだけにつくづく感じております。


最後は、ミニソーイングセットに収めているのと同じちいさなピンクッションです。
vhkubkag89a0c.jpg  vhkubkag16d2b.jpg  vhkubkag9f80b3.jpg
以前作りましたLaurenブラックのネックレスがお好みとのこと、同じリバティでとの
ご希望でした。私自身も大好きなリバティのひとつなのですが、Laurenブラックの
ピンクッションははじめてで、でも、思い浮かべただけで心躍った制作は、途中ずっと
その色に反して うきうきと明るい気持ちをもたらしてくれました。
vhkubkag567db2.jpg

 黒の刺繍糸と黒のミニミニボタンで
 きりりと引き締まったミニピン
 クッションは、なんだか都会的!と
 またしても自画自賛ながら
 大変気に入りました。


九月の初めごろからやり取りを重ね、制作に入っていた三点は、発送したと思ったら
お互いに驚くほどのスピードで海を渡り、無事に届きました。興奮が伝わってくる
ような嬉しいメールに、私の作ったちいさなものたちが、訪れたことのない街で
あたたかく迎えられた幸せをかみしめています。
vhkubkagdab0752.jpg  vhkubkag030c26f.jpg


vhkubkag83fec0c.jpg
A book must be the ax for the frozen sea within us. (Kafka)

行ったことのない場所や、過ぎてしまった あるいは これから来る時代にも
連れて行ってくれる本は、私の限られた世界を外へと広げてくれるものだと
思っていましたが、自分の先入観や常識によってしばられているものを
溶かすような、内に向かう力も持っているのだと気づかされました。
(カフカの言葉は、そういう力「も」持っているのではなく、私たちの内側にある
凍った海を砕く斧であるべきだ、と、より強いものですが。)
今 読んでいる本も、自分の凝り固まった思考(そして、それにつながる行動)を
解きほぐしてくれる一冊です。読書の秋、たくさんの 心を耕す本との出会いが
楽しみです。

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